●許容沈下量 地盤は建物の大きな重量を支えているのですから、どんな地盤でも程度の差はあっても多少は沈下します。 日本建築学会の『建築基礎構造設計指針』(1988年)には許容できる沈下量の値が示されます。なお、建物の下にくいが密集して配置されているときには、くいとくいの間の土は一体となって働き、不同沈下の緩和に役立つため、沈下量は表の値よりも幾分大きくなるとされています。